2013.03.21 Thursday
スコットランド旅行記#02 @ UK国内旅行
グラスゴーにあるネクロポリスへ行ってきました。
写真は多少編集してますが、コントラスト+白黒変換のみです。
逆光で撮ったのがまた味が出たみたいなのでちょっと満足してます笑。
知ってる方は多いと思いますが、一応補足しておきます。
ネクロポリスとは..は、巨大な墓地または埋葬場所である。語源は、ギリシャ語のnekropolis(死者の都)。大都市近郊の現代の共同墓地の他に、古代文明の中心地の近くにあった墓所、しばしば人の住まなくなった都市や町を指す。― wikipedia引用
日本だと墓地が公園?!ってなる考える方も多いと思いますが、
風習や価値観の違いなのでしょうね。
整備は殆どされてないので、墓石が割れてたり、壊されていたり。
ですがそれがまた、撮りたくなる。壊れていても愛しい。そんな感じなのかな。
十字架で分かるかもしれませんが、これはケルト十字です。
キリシタン,プロテスタントとは違いロザリオのような形になってます。
スコットランドやイギリスの一部地域はケルト言語/宗教が今でも残ってます。
元来ケルトの発祥は中部ヨーロッパですが、一気に衰退したので今ではイギリスに属するアイルランド、スコットランド、ウェールズなどが一番文化や言語として残ってます。
(ゲール語とはケルト派の言語です。)
ケルト文化(宗教)はキリスト教の原点だったりします。
キリスト教は原点だったケルト宗教を全力で潰しにかかったのは遠い昔。
今ではケルト系のキリスト派があったりします。
妖精、魔女、蛇、鏡、3という魔の数字、女とは邪悪である教えはケルトの考えです。
日本では有名な雪女の話などはケルトの影響だと言われています。
蛇の畏怖と重要性については日本神話(皇室の女祖先)と共通点が多い事からケルトの影響ではないかという研究が進められているのですが、発祥地が遠すぎるので実際の所まだ分からない事が多いです。
宗教は属してないし、一時期批評的に見てた部分もありますが、
宗教とは一種のロマンなのかも知れないなあと思ってるこのごろです。
(新興宗教はアウトですけども)
一気に話が逸れましたが(笑)
教会に行き飽きたので、ネクロポリスで夕方散歩して過ごしました。素敵だったー!